タンパク質は、分解して吸収するのに時間がかかります。
プロテインなどで大量にタンパク質を摂取している場合、
体の中にある潜在酵素だけでは追いつかないことがあります。
その結果、内臓に負担がかかってしまうことが割とあります。
そういう時に活用したいのが、食物酵素であり、
その中でもプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)を多く含む食べ物です。
食物酵素は熱に弱い
食べ物から酵素を摂取する時に注意しなければならないのが、
「食物酵素は熱に弱い」という点です。
48度以上で酵素は死滅してしまうと言われていますので、”生食”が基本になります。
タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)を多く含む果物
果物は基本的に、生で食べることが多いので酵素摂取には向いています。
- パイナップル
- キウイ
- イチジク
- リンゴ
- ナシ
- メロン
- プルーン
- マンゴー
- パパイヤ
- アボカド
- など
中でもパイナップルはお肉を柔らかくするのに使われたりすることも多いですよね。
あれは、プロテアーゼを多く含むからです!
タンパク質分解酵素(プロテアーゼ)を多く含む野菜
- しょうが
- 大根
- 玉ねぎ
- セロリ
- ピーマン
- パセリ
- にんにく
- パプリカ
- ゴーヤ
- マイタケ
などの野菜にもプロテアーゼは含まれていると言われていますが、
中でも生食できそうなものといったら、
- しょうが
- 大根
- にんにく
など、すりおろして薬味などにする系。
そして、
- セロリ
- パセリ
- 玉ねぎ
などの生野菜サラダ系がありますね。
日常的に摂るのであれば、大根おろしとかおろし生姜などが使い勝手よさそうです!
ちなみにチューブタイプの生姜やにんにくでは、おそらく加熱処理されているので酵素が含まれていない可能性が高いです。
その他のタンパク質分解酵素を含む食材
- 納豆
- 味噌
- 塩麹
- 塩辛
- ヨーグルト
などに含まれていると言われています。
やはり発酵食品の万能さは素晴らしいものがあります。
ただ、味噌は加熱処理されているものもあるので、生味噌じゃないと意味がないそうです。
タンパク質を多めに摂取する際には、上記の食品たちを
意識的に積極的に食べるようにすれば、タンパク質の吸収効率は確実に高まると思います!