雲梯懸垂のメリット
雲梯懸垂は、雲梯の本来の使い方とは違うやり方で、背中を鍛えます・
雲梯を横に使い、ニュートラルグリップ(手の甲が横向きになる握り)でパイプを握ります。
ニュートラルグリップだと背中を意識しやすい
雲梯を横向きに使い、ニュートラルグリップで握りますので、すごく引きやすくなります。
個人的には、もっとも引きやすい握りがニュートラルグリップです。
(シーテッドローの時もニュートラルグリップに合わせて椅子の位置を変えています。)
人体の作りなのか、個人差があるのか、その辺りの細かい部分は分かりませんが、僕と同じようにニュートラルグリップがしっくり来る人にとっては雲梯懸垂はとてもやりやすいのではないかと思います!
上腕二頭筋も鍛えられる
ニュートラルグリップだと上腕二頭筋にも負荷がかかるので、同時に鍛えられます。
アンダーグリップ(逆手)よりも動員されないので、いい塩梅で懸垂が出来ます。
その分、動員される背中の筋肉への負荷が軽くなってしまうけど、背中で引きやすい利点があるので個人的にはメリットの方が大きい感じがします。
雲梯懸垂のデメリット
あまりデメリットは感じませんが、強いて言うならば以下の点が挙げられます。
雲梯懸垂は手幅のバリエーションが少ない
雲梯を横向きに使いますので、握るパイプの位置は固定です。
鉄棒であれば微調整が出来ますが、雲梯は幅が決まっているので、バシッと決まる手幅じゃない可能性があります。
お気に入りは間2本
僕のお気に入りは、間2本空けて持つやり方です。
手幅が広いと広背筋を使いやすくなるので、非常に良い背中トレーニングになっています。
先客がいる可能性がある
雲梯は基本的に公園の遊具です。
背の高い鉄棒なら空いてる率が高いかもしれませんが、雲梯で遊ぶ子どもたちがいる時間帯は先客がいて使えない可能性があります。
ジムのラック空き待ちに比べたら、大したことではありませんけどね。笑
逆に自分が雲梯懸垂をしていることで、遊びたくても遊べない子供が出ては不憫なので、時間帯には気をつけたいところです。
単管パイプで自宅懸垂スタンド作成もあり
ホームセンターなどで買える単管パイプを用いて自作懸垂スタンドを作っているホームトレーニーは結構おられますね!
検索したら結構ヒットしました。
凝った作りにすると、市販の懸垂スタンドよりも高く付いてしまうようですが、雲梯懸垂ライクなニュートラルグリップ懸垂スタンドは市販されていないので作る価値はあります。
調べた感じ、ディップスバーも付けて7,000~12,000円くらいの材料費になるみたいです。
正直、悪くないですね。笑