2016年の夏頃から、衰えを痛感しだして、体を鍛え始めました。
- 自重から始める
- ジム(市営ジム)に通いだす
- ダンベル&ベンチを購入し、自宅ジムを作る
- プリズナートレーニング(キャリステニクス)に行き着く
という筋トレ変遷をしています。
オーバーカロリーのバルクアップに挫折した口ですので、最適な結果なのかなって気もしてます。
自重トレは体重が重たいほどキツくなりますからね。笑
プリズナートレーニングを実践すると自重をナメてた自分を知る
僕の筋トレ遍歴を見ても分かるように、自重トレーニングって入門として適しているので”ウェイトトレーニングよりも下”のような位置づけをされやすい面があります。
そして、ウェイトトレーニング至上主義の風潮もあるため、自重はバカにされがちな印象もあります。
実際、僕もそういった認識でいました。
けれども、実際やってみると、出来ないんです。
壁を使ってちょっと角度をつけただけの腕立て伏せでも、じっくりと丁寧に行うことでかなり効くんです。
筋トレを一切していない状態でそれならいざ知らず、筋トレ歴2~3年くらいでもそうなるんですよ。
何か「体を鍛える」ということの本質を垣間見た気がしました。
自重トレーニングに戻った3つの理由
- ウェイトトレーニングが合わなかった
- 道具が要らない、場所を選ばない
- お金がかからない
この3つです。
ウェイトトレーニングが合わなかった
一番の理由としてはコレが大きいと思います。
何が合わなかったかと言うと、
- 高重量による関節の負傷
- 筋肉量を増やすためのオーバーカロリーの食事
高重量による関節の負傷
関節の負傷に関しては、”狙った部位の筋肉で挙げられなくなったら、そこで止める”という筋トレYouTuberおなじみのJINさんのやり方で回避できます。
ですが、狙った部位の筋肉への意識ってなかなか難しいところがあります。ある程度の期間、筋トレをして神経系が発達してこないとピンと来にくい部分かと思います。
それに男性の性として、重量を追い求めてしまうというのも手伝って、関節の負傷はウェイトトレーニングあるあるとなってますよね。
「ケガしてナンボ、そうやって成長する」的な風潮もありますし、ウェイトトレーニングでアチコチ傷める人は減りそうにありません。
道具が要らない、場所を選ばない
これは人によると思いますが、僕は割とミニマリスト的な生活スタイルに変化していっているので身軽な方が好きなんです。
必要な道具は少数精鋭が理想的なので、
- リストストラップ
- リストラップ
- トレーニングベルト
などなど各種アイテムを所有している状態が落ち着かなくなってきたのです。
言っても、可変式ダンベルやインクラインベンチなどは自宅で好きなタイミングでウェイトトレーニングが出来て最高ではありましたが、それなりに場所を取りますし動かすのも一苦労だったりします。
細かい部分なんですが、こういったところも手伝って『いつでもどこでも身一つで出来る自重トレーニング』の良さに改めて気がついたワケです!
お金がかからない
これは地味にデカイです。
例えば、ジムの月会費が8,000円だったとしましょう。
年間96,000円もかかります。交通費やジムで着る服や靴も準備することになるのでお金はかかる一方です。
最初のうちは、あらゆることが新鮮で楽しく、使うお金は全てが投資と言っても良いほど充実します。
徐々にその新鮮さは無くなっていき、惰性に変わっていきがちです。
中には、そこから更に突き詰めていき、刺激的な筋トレライフを送る人もいますが、大半の人は何となくの筋トレライフです。
となると、当初は投資だったその出費は、消費になり、ひどい場合は浪費となってしまいます。(会費だけ払ってあまり通わない等)。
費用対効果が釣り合っているならば良いのですが、なかなか難しいものだなあと思うようになったのも自重トレーニングに移行するようになった理由です。
それに引き換え、自重トレはお金が全然かかりません。
プリズナートレーニングに学ぶ場合は、本の代金の1,600円くらいがかかりますが、コストパフォーマンスは抜群です。
近所に鉄棒が無い場合、懸垂をするためのバーやその器具を買うことになるかも知れませんが、それも10,000円以内で収まります。
こうした色んな理由があって、徐々に自重トレーニングに戻っていったのです。
(厳密には、前にしていた自重トレーニングとは別物に近いので、”戻った”という表現は微妙ではありますが!笑)
自重+少食・粗食で、研ぎ澄まされた肉体を作り上げます!